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取引所レビュー

OKXでパイコインを取引する:使えるもの、費用、使える人

OKXはPI取引をいち早く始めた取引所の一つで、PiのKYBリストにも載っています。手数料、本人確認、ライセンス、そして日本を含め利用できないアジアの市場を整理します。

Pi IOU として提供 · 2013年から運営 · 本人確認あり · 元本割れのリスクあり

PI / USD
PI
  • 2025年2月20日OKXでPI/USDT取引開始
  • 0.08% / 0.10%レギュラー層の現物メーカー/テイカー手数料
  • 掲載ありPiのKYBリストに掲載(2026年10月12日)
  • 7市場中3香港・日本・マレーシアが制限地域

「パイコイン OKX」と検索する人が思い浮かべるのは、たいていこの取引所です。OKXはPiのOpen Networkが始まった当日にPI取引を開始し、Piユーザー向けの入金手順を公開しており、Pi自身の認証済み事業者リストにも載っています。一方で、OKX自身の説明によれば、このサイトが扱うアジア市場のいくつかでは利用できません。日本もその一つです。このレビューは、2026年10月12日時点で確認できたことと、確認できなかったことを区別して示します。

OKXにPIが上場するまで

順序が大切なのは、OKXがPIを「約束」ではなく、出金できる本物のトークンとして扱ったことが読み取れるからです。

  • 2025年2月12日 — OKXがPIの入金を開始(UTC 02:45)。
  • 2025年2月20日 — コールオークション(UTC 07:00〜08:00)の後、UTC 08:00にPI/USDT現物取引を開始。最初の5分間は成行注文なし、1注文あたり1万米ドルの上限付き。
  • 2025年2月21日 — UTC 10:00に出金を開始。
  • 2025年10月 — PiのMiCAホワイトペーパー(PiBit Ltd提出)が、EUでの当初の取引開始先としてMFSA免許のOKCoin Europeを挙げています。この事業体が、皆さんが使うOKX取引所とどう関係するかは、OKX自身のページからは確認できませんでした。
  • 2026年5月5日 — 太平洋標準時午前7時、OKX米国向けにPi/USDT現物が開始。米国向けページは、州によって使えない商品があると注意しています。

2026年5月のWhale Alertの報道は、OKXが米ドルペアも追加したと伝えていますが、OKX自身のページでは確認できなかったため、これには頼っていません。データサイトによると、全取引所合計のPIの24時間出来高は約290万ドルで、どの取引所でも板は浅くスプレッドは広くなりがちです。トークン自体の背景はパイコインとはと供給量の解説をご覧ください。

手数料と注文のルール

項目OKXが示す内容
現物手数料(レギュラー層)メーカー0.0800%、テイカー0.1000%(資産10万米ドル未満、または30日取引量100万米ドル未満)。2026年8月14日施行
EEAの現物専用アカウント別の料金表。検索結果では0.200% / 0.350%、引き下げ発表ともされたが、OKXのページでは確認できず
P2P「P2P取引のサービス手数料なし」。法定通貨は登録地域の通貨に限る
法定通貨のオンランプExpress Buyと法定通貨入金あり。地域により異なる

OKXは、すべての通貨ペアがすべての地域で使えるわけではないと述べているので、0.08%という数字は目安であって、あなたの口座への約束ではありません。このサイトでレビューする他の3取引所と比べると、OKXのメーカー料率はBitgetの一律0.1%とMEXCの0%の間で、テイカー料率はBitgetやGateと同じです。10万円分をテイカーで買うなら、手数料は約100円です。指値注文を使ってください。1日約290万ドルの市場では、成行注文のスリッページが手数料全体を上回ることがあります。

KYC:OKXが求めること

OKX自身のPi購入ガイドは、購入前に本人確認を済ませるよう述べています。PIに特化した認証レベル別の上限は見つからず、出金の上限は口座に表示される認証レベルによります。政府発行のIDとライブネスチェックの提出を見込んでおきましょう。これはOKXの本人確認であり、PiのKYCとは別物です。PiのKYCが必要になるのは、Piウォレットと取引所の間でPIを動かす予定がある場合に限ります。詳しくはPiのKYCガイドをご覧ください。

アジアでOKXが使える場所

基準となるのは、2026年10月12日に読んだOKXのリスクとコンプライアンスの開示です。「現時点で」の制限地域として、香港、日本、マレーシアなどが挙げられ、韓国ではデリバティブとP2Pのサービスが制限される場合があると書かれています。

市場OKXのページの記載知っておきたいこと
日本制限地域金融庁登録業者にPIの取り扱いなし。日本のページ参照
香港制限地域SFC免許のプラットフォームは別枠。詳しくは各国の規制ガイド参照
韓国デリバティブとP2Pが制限される場合あり現物の扱いは記載なし
ベトナム記載なしハノイ市警が2025年3月にPiについて警告
インドネシア記載なし2026年6月の報道では、Satgas PASTIが無免許業者としてOKXを停止対象に含めたとされる
タイ記載なしタイSECが2025年6月28日からOKXを遮断すると発表。実施の有無は未確認
マレーシア制限地域SC登録の取引所は5社

OKXの一覧に載っていないことは、許可ではありません。インドネシアとタイでは、OKXの開示とは別に規制当局が動いていると、二次的な報道が伝えていますが、規制当局自身の通知で確認はできていません。地域全体の整理は規制の概観にあります。

OKXが自ら述べるライセンス

OKXは、OKX Europe Limitedがマルタ金融サービス庁(MFSA)からMiCAの暗号資産サービスプロバイダーとして認可されていること(2025年1月27日)、OKX Middle East Fintech FZEがドバイでVARAの仮想資産ライセンスを持つこと(参照番号VL/23/12/003)、OKX SG Pte. Ltd.がシンガポール金融管理局(MAS)のMajor Payment Institutionであることを述べています。これらは取引所自身の説明です。ESMA、VARA、MASの登録簿は確認しておらず、ご自身で登録簿にあたってください(MASの金融機関ディレクトリ、VARA)。これらのライセンスは、OKXが制限を掲げる香港、日本、マレーシアでサービスを行う許可ではありません。

メリットとデメリット

評価できる点
  • PiのKYBリストに掲載。PIの入出金は2025年2月から開通。
  • Mアドレス(メモ不要)を含む入金手順が公開されている。
  • 基本の現物手数料が低く、P2Pは手数料なし(OKX自身の説明)。
  • 欧州、ドバイ、シンガポールで複数のライセンスを自称。
弱い点
  • 香港、日本、マレーシアは制限地域。韓国は一部制限。
  • インドネシアとタイでは、規制当局が動いたと報じられている。
  • PIの流動性は薄い。上場初期の制限が、値動きの荒さを物語る。
  • 手数料の層とEEAのレートは変わる。手数料ページだけが正式な根拠。

OKX特有のリスク

実務上いちばん大きなリスクは、口座凍結です。制限対象国から、あるいはVPN経由で登録し、後に特定されると、PIが口座内にある状態でアクセスを断たれる可能性があります。カウンターパーティリスクは取引所に共通する普通のものです。PIに紐づいた準備金証明の表明は、読んだ範囲では見つかりませんでした。入金ミスが3つめで、ネットワークの誤りや不要なメモが資金を宙に浮かせかねません。OKXのガイドがPiユーザーに、Mで始まるアドレスを貼りメモを空にするよう案内しているのは、そのためです。価格リスクはまた別です。2026年10月12日のPIは約0.082ドルで、2025年2月の高値2.98ドルより約97%低い水準でした(CoinMarketCap、CoinGecko)。

OKXでPIを買う手順

  1. 自分の国がOKXの制限リストにないこと、VPNで回避しようとしていないことを確認します。
  2. 登録し、OKXのPiガイドの指示どおり本人確認を済ませます。
  3. 口座に入金します。提供されている地域ならExpress Buyや法定通貨入金でカードや銀行、登録通貨でのP2P、他のウォレットからのUSDTのいずれかです。ルートと費用は購入ガイドをご覧ください。
  4. PI/USDTの現物市場を開き、指値注文を出します。
  5. PIを外に出すには、PiのKYCと移行が済んでいる場合にだけPiウォレットへ出金します。送金ガイドでアドレス形式と14日間の保留期間を説明しています。換金は売却ガイドに従ってください。
お住まいの国でOKXが使えない場合IOU型の別ルートもあります。本人確認が必要で、Piメインネットに出金できるとは限りません。
レートを確認する

OKXが使えない場合は、確認した取引所を一覧にした取引所の比較ページをどうぞ。これまでレビューした中でIOU型の代替はCEX.IOだけで、PiのKYBリストには載っておらず、その注意点は同ページに整理しています。別の大手取引所との比較にはBitgetレビューがあります。

よくある質問

パイコインはOKXに上場していますか?

はい。OKXは2025年2月20日にコールオークションを経てPI/USDT現物取引を開始し、2025年2月21日に出金を有効化、2026年5月5日からOKX米国向けにもPi/USDTを上場しました。2026年10月12日に確認した時点で、OKXはPi NetworkのKYBリストにも載っています。

Pi WalletからOKXへPIを入金するには?

OKXのガイドでは、入金でPIを選び、Mから始まるアドレスをコピーし、Pi BrowserでWallet、Pay、Manually Add Wallet Addressの順に進みます。メモは空にします。先にPiのKYCと移行が必要で、少額のテスト送金をおすすめします。

OKXでPIを取引する手数料は?

2026年8月14日施行のOKXの手数料告知では、資産が10万米ドル未満、または30日取引量が100万米ドル未満のレギュラー層は、現物でメーカー0.08%・テイカー0.10%です。EEAのアカウントは別の料金表の場合があるため、自分の手数料ページを確認してください。

OKXは日本、香港、マレーシアで使えますか?

OKXのリスクとコンプライアンス開示は、香港、日本、マレーシアを制限地域に挙げ、韓国ではデリバティブとP2Pが制限される場合があるとしています。ベトナム、インドネシア、タイは記載がありませんが、現地の規制当局は独自の措置を取っています。

OKXでパイコインを売るには?

OKX口座にPIを入金し、PI/USDTの売り注文を出し(板が薄いので指値のほうが有利)、USDTを出金するか、P2Pで現地通貨に替えます。P2Pはサービス手数料なしとOKXは説明しています。法定通貨の選択肢は登録地域によります。

情報源とファクトチェック

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